早大現役合格者がゲームから学んだこと~勉強と絡めて~
こんにちは、セルシトです。
今週のお題は「ゲームとわたし」ということで、この記事では、小中学生の時に没頭したゲームから学んだことをリストアップしていきます。
読書、公文と並んで、僕の地頭をつくるのに大きく貢献したゲーム(多分)。僕とは切っても切り離せない縁です。
そんなゲームの良いところを、勉強と結びつけながら書いていきます。
かといって、今回の内容だと
「どこぞの馬の骨に言われても・・・」
となりそうでしたので、タイトルに思いっきり学歴をぶら下げてやりました。どうだ、少しはすごいだろ。たまには自慢させろ。
たかが早大生、されど早大生。そんな僕が思うゲームの有用性、と思っていただければそれで満足です。
それでは、本題のほうへ移ります。
①集中力
冒頭で「小中学校の頃はゲームに没頭していた」と書きましたが、具体例を挙げると、
土日に家から一歩も出ず、起きている間はゲームしかしなかった
ということがざらだったくらいです。
本当に一歩も外に出ませんでした。学校に通う平日は太陽を浴びていた、という感じです。とりあえず学校には行っててよかった・・・本当に。
僕の場合は極端かもしれませんが、1つのゲームに多くの時間をかけることは、物事に対する集中力を養ううえで非常に有効な方法だと思います。
その点、僕の場合はDS、Wii、PSP、そして中1のとき手に入れたスマホのゲーム、といろいろやっていたので、「一つだけにとにかく集中」という要素は薄かったのかも?
1日でいくつかのゲームを1~2時間やったら次のゲームに移る、という具合でした。
このプレイスタイルが、何教科も勉強することが求められる受験と相性が良かったのかもしれません。
いくつかの教科(ゲーム)をしばらくの時間集中して勉強(プレイ)する、受験勉強の基本ですね。1つを極めるだけだと乗り越えられないのが、受験勉強ではないでしょうか。
ちなみに、スマホゲームではまったランキングは
1位:大連携!!オーディンバトル
2位:クラッシュオブクラン
3位:パズドラ
という感じです。僕の記憶が正しければ、ですが。
DSやWiiは当時の同級生にもやっている人がたくさんいましたが、PCゲームもいろいろ一人でやりましたね~。
個人製作のような、無料でずっとプレイできるゲームを中心に結構漁りました。
話し出したらまた長くなると思うので、そのうち記事を書きたいです。
すいません、横道それました。次行きます。
②チャレンジ精神
※ここから思い出話します。興味ない、マリオカートがわからない、という方は少し下まで飛ばして頂いても大丈夫です。
小学1年生の時、マリオカートDSにドはまりしていた僕。直ドリを習得していたのですが、150ccで相手に抜かされるのが怖かった僕は、100ccでずっと無双していました。
まだ上のレベルがあるのに、すでに勝ちの喜びに浸っていたんです。そして、そんなぬるま湯から出ることも嫌がっていました。
しかし、あるとき父(直ドリを教えてくれたマリオカートマスター)に
「150ccはやらないのか」
みたいなことを言われ、僕は意を決して150ccに挑戦。
最初のうちは150ccの速さやCOMの強さに圧倒され、2位や3位しかとれませんでした。
しかし、何回もやっていくうちに1位もとれるようになり、つけられる差も、カート1台分、コーナー1つ分、半周分、と大きくなっていきました。
この経験から、「意外とやればできる、難しいものにもどんどん挑戦していこう」と学び、僕が難題に挑んでいける基礎をつくったのだと思います。
この精神は、勉強では「難しい問題にも挑戦していく」ために必要な心構えだと思います。
受験では、難問を捨てることも大切な一方、積極的に解いて様々な知識を吸収することも大切ではないでしょうか。
③心のよりどころの大切さ
これは身に染みて感じている人もいるのではないでしょうか。
高校では軽音部、大学ではバンドサークルと、比較的明るめの集団に属していましたが、小中のころはただのゲームフリークスでした。完全にインドア派。
まあ、今でも楽器の練習は家でやるので大差ないですが。笑
それに加えて、かの有名な『俺妹』の比企谷八幡を知ったことにより、中学あたりから運動部の人たちと自分の間には溝があるんだと勝手に思い込むようになりました。陰と陽を意識してしまったのです。(この考えは今でも少し残っている気がします。後遺症的に)
そんなとき、僕を救ってくれたのがゲームを共にやってくれた友人たちです。
ある時は3,4人で家に集まってドラクエⅨで1日中通信プレイ。
ある時はメールで友人とゲームの情報交換。
またある時は、Wi-fiで見ず知らずの人たちとマリオカートWiiで対戦。
もちろん、一人で黙々と家でゲームをやる時間もたくさんありました。
例を挙げればきりがありません。本当に楽しかった。
学校で嫌なことがあっても、ゲームの楽しさで忘れていられる。
塾の勉強で疲れていても、今やっているゲームについて話し合えば、気分転換になる。友達とゲームを一緒にすれば、笑いあうこともできる。
同じゲームをやっていることをきっかけに、友達ができることも多かったです。高校受験のとき通っていた塾では、授業のクラスを超えてクラッシュオブクランの輪が出来ました。
なんか書いているうちに胸が苦しくなってきました。懐かしいなぁ。目から汗も出てきてるし、疲れてんのかな。
とにかく、ゲームという共通の趣味によってできたコミュニティやゲーム自体に、僕は本当に支えられていたということです。
受験勉強が忙しくても、何か勉強以外の趣味があってもいいと思います。むしろあったほうがいいと思うくらいです。
気分転換を上手く活用していきましょう。
④記憶力
この力は、僕が良く身につけられたというより、周りの友人を見て思ったことです。
小中学校時代の一番の親友は、FPSや戦争ゲームで使われる武器の性能とか色々覚えていて、歴史にも興味があったので、社会は本当に強かったです。
ただ、僕は暗記科目が本当に苦手で、特に理科は中学からずっと、テスト直前に詰めこんで何とか乗り切っていました。羨ましかったなあ。
ただ、受験で重要なのは全部で何点取れるかなので、暗記が苦手な僕もあなたも落ち込む必要はありません。(もちろん、苦手を克服することも大切ですが)
まあ程度の差はあれど、どの教科にも暗記は付き物なので、記憶力はやはり重要です。
普段やっているゲームについていろいろ覚えてみてはいかがでしょうか。
最後に
ここまで、僕がゲームから学んだことを書いていきましたが、ゲームがこれらの効果を発揮するため、僕らが意識しなくてはならないことが1つだけあると思います。それは
本気でゲームをやる
ということです。
惰性でゲームをする。暇つぶしでなんとなくやる。
これらは最悪だと思います。なので電車の中でスマホゲームをやっている人を見ると、果たしてそのゲームをどれくらい本気でプレイしているのか、はなはだ疑問に思います。
成功に本気で喜び、ミスに本気で悔しがる。そうすれば自然とゲームから得られるものも多くなると思います。
好きなゲームをとことんやることで、物事に本気で打ち込むことも習得できます。これがゲームが持つ一番大きな効果だったりするのかも。
やはり、何事も本気で取り組むことは大切です。
さて、ここまで色々なものを挙げてきましたが、これら以外にもゲームから得られることはまだまだあると思います。例えば・・・こまめにデータを保存することの重要性とか。笑
ゲームにハマっていることは恥じるべきことではないと思います。僕は今でこそほとんどゲームをやらなくなりましたが、当時ゲームばかりしていた自分は頭から間違っていたとは思いません。今ゲームにハマっている人も胸を張ってもいいと思います。
どうせ一度きりの人生ですし、やりたいことやったもん勝ちですよ、きっと。
今ゲームに熱中している方、何も気後れすることはないと思います。むしろ、心からゲーム生活を楽しむべきだと考えます。
人生楽しくなくっちゃ。
それでは、これにて失礼します。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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