【般若が叩く】fake!fake!/カラスは真っ白 叩いてみた ドラム解説
こんにちは、一生暇人ドラマーことセルシトです。
この記事では『【般若が叩く】fake!fake!/カラスは真っ白』について書いていきます。気が付いたら投稿してからもう1月経ってしまいました。
今までの2曲と比べてテンポはだいぶ落ち着いて、フレーズも比較的やりやすくなった印象です。
この記事における曲の構成は、
イントロ→1番Aメロ(きかないでBGM~)→1番Bメロ(言わないでAtoZ~)→サビ→間奏①
→2番Aメロ(鳴らしてclap~)→2番Bメロ(重ねてstock~)→2番サビ→間奏②→
ラスサビ→アウトロ
カラスは真っ白の曲はフレーズに動きがあるので複雑に思いがちですが、構成だけみると意外と単純ですね。
それでは、曲の構成順に色々書いていきます。
イントロ
最初の2小節でスネアとフロアタムをタイミング良く叩きます。16分が2発鳴っているので分かりづらいかもしれませんが、最後の2発以外はすべて1拍半ごとに叩いてます。最後の2発は2小節目の4拍目で叩いてますね。
左足で1、2、3、4、と1拍ずつ取りながら練習すれば出来るようになると思います。右足でバスドラを踏んじゃうのもアリですね。
3小節目の1拍めにクラッシュを一発入れたら、あとはずっと裏打ちですね。バスドラムとハイハットだけの単純なフレーズ。
ただ、こういう簡単なフレーズこそ意外と走ったりモタったりしがちなので、実際にサークルでやった時もテンポをキープするように意識しました。
ラスト1小節で入るスネアでは、アクセントの位置が最優先事項だと思います。余裕があれば、2拍めの裏にスネアロールなんか入れるとグッとかっこよさが上がります。その分テンポがずれる危険性も孕んでいますが。
1番Aメロ
ここもずっとイントロと同じ裏打ちフレーズですね。ラスト2小節のバスドラム、クラッシュ、ハイ+フロアタムさえ気をつければ大丈夫だと思います。
バンドでやるときは、他のメンバーとタイミングを合わせるように意識しました。
1番Bメロ
このパートの初め4小節も裏打ちです、ただしスネアが加わっています。ここもゴーストノートを入れると一気にかっこよくなると思います。
次の4小節は、シンバルが小節の頭ごとに鳴っていることを押さえるだけでも大分それっぽくなると思います。もちろん、途中のスネア→ハイ→フロアのフレーズや4小節目だけはオープンハイハットを使うことも押さえられれば、言うことなしです。
1番/2番サビ
16分でスネアのアクセントをつけまくりましょう。rlRl Rlrl RlrL rlRlの繰り返しです。4小節目の4拍目の裏にハイタム2発入れたりしてもいいと思います。
最後の2拍も忘れずに。耳コピなので絶対正しいとは言えませんが、恐らくスネア+フロア→スネア+ハイハットでいいはずです。
2サビは全く同じです。
間奏①
聴いての通りひたすら裏打ちです、スネアのゴーストノートを入れて、かつギターとベースのパートでその数や強弱を変えてみたりするのも面白いと思います。
ラスト1小節のスネア+フロアも忘れずに。ここも1拍半を意識してください。
2番Aメロ
1小節目のスネア3発のタイミングが難しいですが、そこさえ乗り越えれば、あとは1番のAメロと同じ裏打ちです。
裏打ちが早く終わること、それから裏打ち地帯のラスト1小節が1番とは変わるのが注意ポイントですかね。3拍バスドラムを鳴らしてから最後の1拍でタム、ですかね。
2番Bメロ
そして裏打ちが早めに終わると、1番Bメロのラスト4小節で聞いたフレーズが早速登場します。その次に、今度はライドメインのフレーズが出てきます。
ここのライドはただのオルタネートではなく、動画のような間を小節ごとに少しずらして作ったほうが原曲に忠実ですし、あと単純にかっこいいと思います。バスドラムはずっと4分ですね。
ラスト1小節の締め方は1番と同じです。
間奏②
2番サビは1番と全く同じなので省略。この曲1番の鬼門(と勝手に思っている)ラスサビ前の間奏です。
最初の2小節にあるハイハットスネアのオルタネート、ここも1拍半を意識すれば難しくないと思います。
テンポもさほど速くないので、スネアのアクセントを徐々に強くする、みたいな芸当もできると思います。一応動画でもやっているのですが、出来ているでしょうか・・・?
次の2小節はライドで刻みます。あとはスネア、ハイタム、バスドラムのコンビネーションを、ここも1拍半のまとまりを意識してください。
この4小節が終わり、8小節静かに待っていると、また裏打ちに入ります、バスドラムとハイハットだけの単純なものです。
そして次の8小節で、スネアのリムショットが入ります。バスドラムのパターンも微妙に変わっているので注意してください。動画だとハイハットは直前までの裏打ちの流れそのままになっていますが、原曲だと普通に8分で刻んでいます。
それで、最後にイントロと同じ裏打ちフレーズを3小節やったら、ラスト1小節で1拍半のスネア+フロアを叩いてラスサビにつなぎます。
ラスサビ
最初の2小節はタイミングさえつかめればたいして難しくないと思います。スネア+フロアが半拍食って入ることに気をつけてください。あとはタイミング勝負。付点8分音符(=0.75拍)を意識しましょう。
あとは1,2番のサビと同じです・・・あ、裏打ちも入りますね。
アウトロ
基本はラスサビの裏打ちをキープですね。ラスト3小節はイントロのスネア+フロアのフレーズを2小節、ラスト1小節は動画の通りです。
最後に
いかがでしたでしょうか。めちゃくちゃ難しいわけでもないので、カラスは真っ白の中でも比較的(あくまでも比較的)やりやすい曲ではないでしょうか。
1拍半と0.75拍の感覚を養ういい練習になると思いますし、またその感覚がもう身についている人にとってはやっていて楽しい曲だと思います。キメが決まる爽快感はたまりません。
BPMは僕のほうで取ったら156でした。参考にしてください。
質問、気になった点、誤り等の指摘、その他要望などありましたら、遠慮なくコメントに書いてください。
それでは。