【般若が叩く】great escape/cinema staff ドラム解説
こんにちは、セルシトです。この記事では『【般若が叩く】great escape/cinema staff』について解説していきます。
【般若が叩く】great escape/cinema staff
いやもう・・・何年前の曲ですか、という感じですが遠慮なく叩きました。サークルのライブでやったのに動画上げないのはもったいないですぅ。
はい。
では早速、曲の構成に沿って色々書いていきます。
このブログでの構成は以下の通り。
イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏②→ラスサビ→アウトロ
ちなみに今回の曲はalternate ver.の方です。
イントロ
ライド→ハイハット→スネア+フロアタム→スネア連打の流れです。ライドの拍をうまくとれるか、太鼓類ゾーンの速さについていけるかが勝負な気がします。
2回目のライドフレーズについては、「小節の後半2拍で付点8分音符(0.75拍)→次の小節の頭でラスト一発」を意識すれば行けると思います。計4発。言葉で分からなければ、耳コピでも十分間に合うでしょう。
付点8分音符はよく出ますね~、流行りなのでしょうか。手軽に拍を外した感じを演出できるし、確かに使いやすいのかも・・・?
スネア+フロアとスネア連打が終わったら、2小節待ってAメロに突入です。
Aメロ(1番)
4拍めにあるバックビートのスネアがずれた感じをつかめれば大丈夫だと思います。口で言ってみると、「ドドタン ドドチタ チドタン ドドタン」という感じでしょうか。
あとは、バスドラムをギターやベースと合わせて付点8分音符のフィーリングで叩いて、8小節ごとのキメをしっかり決めれば行けるはずです。詳しいフレーズは、動画を見ればだいたい分かるはず。どうしてもわからなかったらコメントください。答えられたら・・・答えます。
Bメロ(1番,2番)
クラッシュはひたすら裏拍、スネア+フロアはひたすら表。バスドラムが途中のキメ以外はすべて裏拍を鳴らし続けていることが分かれば少しは楽になると思います。
僕もライブでは半分ごり押しで乗り切りましたが、表と裏を上手く認識できていなかったので、これはまずいと思い基礎連に「裏拍を叩きながら、表で声を出す」というメニューを取り込みました。
家にある電子ドラムの前で",Ah,Ah,Ah,Ah"とラッパーばりに言っています。裏拍で。
2番も1番と同じフレーズを叩いて、ラストの2小節だけスネアを連打することに注意すれば問題ないはずです。
サビ(1,2番,ラスサビ)
前半8小節と後半8小節でフレーズが変わるので注意してください。
前半…スネアは2,4拍目でバックビート+ゴーストノート一発。バスドラムは1,3拍めに8分で2回。ライドも8分で刻みます。ライドは表を強調するイメージで叩くとフレーズのかっこよさが映えると思います。
後半…バスドラムとライドは4分で刻み続けます。スネアは1拍めの4つ目の16分音符、それから2拍めの2つ目の8分音符で叩けば大丈夫です。
楽譜に起こすのが面倒なので(希望があれば頑張って書きます)言葉の説明になってしまいますが・・・ドラムなんて原曲と多少違くても大丈夫ですよ!!!
途中のタム回しではチャイナが必要ですね。サビ最後のタム回しも8分音符3つ分(1.5拍)の塊を意識してかっこよく決めたら、間髪入れず2番に突入です。
2番は最後のフレーズが2小節分なくなって間奏に入るだけで、あとは全く同じです。
ラスサビも最後のフレーズが伸びるだけです。6拍をひとまとまり(便宜上「1小節」とします)と考え、計4小節、Aメロと比べると丸々3小節増えています。まあ3小節目のチャイナを使うところ以外はAメロと同じフレーズの繰り返しなので、長さに気をつければ大丈夫です。
Aメロ(2番)
前半は1番と同じフレーズが続きますが、後半に入る直前の1小節にあるフィルインから3連を基調にしたフレーズに変わっていきます。ハイハット→スネア→ハイタム→スネア→フロア→スネアの順ですね。間にゴーストノートを一発ずつ入れます。
後半初めの4小節では、ハイハットは表を強調した8分、バスドラムは4分、スネアは1小節めの2拍目から付点4分を(=1.5拍ごとに)叩き続けます。
Aメロラストの4小節もフレーズは同じですが、8分のハイハットを両手で叩くことで、ハットの音を強弱付けずに全部同じ音量で叩くように意識しました。原曲もそんな感じだったような気がしたので。
ラスト1小節でフィルインを決めたら、2番Bメロに入ります。
間奏(クラッシュ入るところから)
まずはクラッシュの3連地帯です。最初のスティック回しがかっこよかった4小節は3連符の頭でクラッシュを4回、それから3連符をキープしたまま1.5拍ごとに(=付点音符のリズムで)クラッシュを6回、そしてラストの3連符の頭でスネア→クラッシュ(手堅くハイハットでもいいと思います)、残りの2拍を待って元の4/4拍子に戻ります。
次の16小節ではバスドラムを4分で踏み続けながら、付点4分音符のリズムでスネアを鳴らしつつ、2小節ごとにスネア連打を中心にフィルインを入れていく(指示が多くてすいません・・・笑)、というイメージです。
最後1小節のフィルインは後半2拍が3連符のリズムになるので、そこも注意してください。あとは聞こえた通りに叩けば行けると思います。気合があればなんとかなります。
最後の8小節も、2小節待ち、ハイハットを叩き、同じフレーズをスネアとクラッシュでやり、ラスト2小節でスネア+フロアで徐々に音量を上げていけば、ついにラスサビです。
最後に
間奏のスティック回しはライブではできなかったんですよね、どうしても緊張しちゃって。もし今後この曲をやるドラマーがいたら、是非敵を取ってほしいです。
BPMは自分で取って182でした。本番はだいぶ走ってしまったので、そこも気をつけつつ勢いあるドラムをたたければ、この曲は大成功と言えると思います。
速さも動きもある曲ですが、一度身に着ければ叩いていて楽しくなるはずです。
それでは、今回はこの辺で失礼します。
質問、気になった点、誤り、その他要望などあれば遠慮なくコメントまで。