りゅうちゃん(ex.セルシト)の日記

元ロン毛大学生の、雑多な備忘録

100の英文解釈の技術で夢の第一志望と偏差値70へ。

こんにちは、セルシトです。8月も下旬に差し掛かろうとしている頃。大学受験界は勝負の夏真っ只中ですね。受験生の皆さん、勉強してますか??僕は全然勉強していません。

 

 

 

そんな、冷房で冷えた部屋で熱い夏を送るみなさんに、今日は僕が受験生の頃に使っていたおすすめの英語参考書を紹介します。

 

それがこちら。

 

 


英文解釈の技術100新装改訂版 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略) [ 杉野隆 ]

 

 

かの有名な(?)『英文解釈の技術』シリーズの参考書です。入門70、基礎100に続くもので、難関大・超難関大を目指す人向けとされている本書。

 

果たして真偽のほどはいかがなのでしょうか。受験生時代に使って感じた、この参考書の難易度や長所・短所を書いていきます!!

 

 

これでも英語だけは偏差値65以上常連、河合記述でも偏差値70を取ったので、そこそこ信用してもらえる・・・はず笑

 

 

それでは、この本の特徴について分かりやすく簡潔にまとめていきます。

 

 

 

 

レイアウト

1問1問が短い

→本書の大きな特徴です。この参考書の問題量は計100ある文法事項のそれぞれに例文1題、演習1題がついているので、合計200問です。結構多いですね。

 

しかし、各問題は3~6,7行で収まっているので、一問一問の分量は意外と多くありません。(その分内容がかなり濃いので、サクッとできるわけではありませんが)

 

このことによって僕が実際に感じたメリットは2つ。まず1つは1日のやる量を調整しやすいことです。

 

僕の場合は1日5問やると決めていたのですが、難しい問題が続いた日は3問で終わらたり、逆に簡単な問題が続いた日には一気に7,8問進めていました。一問一問が短いからこそできる芸当です。

 

もう1つは音読やリスニングを無理なく続けられたことです。単純に短くて取り組みやすいというのもありますが、一問が短いので簡単に何周もできるんですよね。

 

これを普通の長文でやろうとすると相当面倒なんですよね笑。時間かかりますし。

 

やはり音読やリスニングは同じ文章を何度も繰り返して読む/聞くことが大切なので、非常に助かりました。

 

 

 

見開き2ページで完結

 →この参考書は問題、解答、解説、さらに追加問題までも見開き2ページにまとまっています。初めて見たときは非常に画期的だなと思いました。いちいち問題と解答解説を別々に開く必要がないので、手間がかからず本当に便利です。

 

ただ同時に解答解説が目に入ってしまうリスクも十分にあるので、目に入れたくない方は随時もので隠す必要があります。実際僕もノートや筆箱で隠していました。結局手間かかりますね・・・。

 

まあ僕はそれを補って余りあるメリットがこの参考書にはあると確信しています。

 

 

 

内容

英文・単語の難易度

→正直かなり難しいです。

 

まず問題の英文についてですが、覚悟を決めておくべきです。でないとどこかのタイミングで必ず打ちひしがれます。少なくとも

 

・英語に得意意識がない

・センターレベルの英文でつまずくことがある

・まだ英文法の基本的なところ不安なところが多い、点を落とす

 

このうち1つでも当てはまるなら手を出すべきではありません。

 

どれくらいの実力があればいいかを一概に言うのは難しいですが、最低でも「センターレベルなら85%以上で安定、記述模試でも偏差値60をとれる!!」ぐらいでないと厳しいのではないでしょうか。

 

 

また、単語に関して言うと単語帳1冊を大体覚えていることは前提条件で、明らかに大学受験用の単語帳には載っていないものもガッツリ出てきます。コレモホントウニヤバイデス。

 

ただ、そういった難しい単語はページの一番下に和訳とともに載っていることがほとんどなので、「単語が難しいから英文解釈に集中できない」というのは必ずしも当てはまりません。

 

むしろ、難しい単語の意味を予測することこそ英文解釈の醍醐味ではないでしょうか。

 

入試必須であり、今後の学習でも大いに役立つ、そんな一生モノのスキルを受験勉強で身に着けていけるなんて、すばらしいですね。

 

 

徹底的に書かれた文構造

 

→本書の大きな魅力の1つです。これは一度目を通せばわかります。

 

 

品詞分解、並列関係、関係代名詞や分子構文などの修飾要素などなど・・・・

 

 

ここまで徹底的に文構造を書いた参考書はあったでしょうか???少なくとも僕は見たことがありません。

 

しかも分解された英文の各節に和訳がついており、そのすぐ下には各英文についての詳細な解説も付いています。もちろん和訳は問題の最後にしっかりまとまっています。

 

この充実度はそこらへんの参考書では得難いものです。

 

まあ問題は、その和訳が時々おかしいことなのですが・・・。ここは個々人で上手く対応する必要がありそうです。文意が大体あっていればオッケー、くらいの気持ちで取り組んでもいいと思います。

 

 

 

 

最後に

僕の書きたかったことはこんなもんですかね。あとは水筒のふたがゆるいとカバンの中で水浸しになるから気をつけろ(実体験)とか他のシリーズと表紙が似てるから買い間違えないように気をつけろ、ぐらいですね。

 

 

念のためもう一度リンクを貼っておきます。それでは。

 

 


英文解釈の技術100新装改訂版 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略) [ 杉野隆 ]