りゅうちゃん(ex.セルシト)の日記

元ロン毛大学生の、雑多な備忘録

選ばれたのは、The Japan Timesでした。

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タイムズ違い。日焼けして白黒になってました。

 

 

 

 

こんにちは、大学前期のGPAが0.75だったゴミ大学生です。大学の授業は全部最低評価で単位を取ってもGPA1.0にはなるので、この数字はなかなかショッキングですね。これでは友人に「2単位落としてGPA2.25だったわwwヤバい」と言われても、「あぁGPAめっちゃ高くて喜んでいるのかな」という感じです。

 

 

さあ、しかしですね、そんな僕でも一つだけ勉強してきたものがあります。それが英語です。その中でも特に読解の分野に力を注いできました。まあ英語の授業はC判定だったのですが。(前期はひたすら病んでました…)

 

 

他の技能は相当怪しいですが、おかげさまで夏休み前から勉強し始めて3か月ほどで、ニュースの記事レベルならおおよそ言いたいことは理解できるようになりました。日本史や古文など大学受験で勉強してきたことの多くを忘れてきたなかで、英語(の読解力)だけは大学に入ってから確実に伸び続けています。

 

 

それでは、ここからは実際の勉強法や実感した効果を紹介していくのですが、まずタイトルにもある通り、僕が英語読解の勉強で使っているのは"The Japan Times"というニュースサイトです。3か月ほど前から1日1記事以上ペースで読んでいます。

 

 

※Japan Times STと間違えないように気をつけてください!!あちらは日本語訳もついていて非常に親切ですが、更新がすっかり止まっているようで・・・。

 

 

リンクから飛んでいただければわかると思いますが、広告のリンクを除いて文章はすべて英語です。ぅゎ、っょぃ。ただ僕の体感によると記事自体の語彙は、書き言葉や技術・経済・政治など各専門分野の用語を除けば、ほとんど大学受験レベルです(逆にこのレベルの語彙は欲しい)。

 

この語彙レベルこそが、大学生である僕がThe Japan Timesを購読している大きな理由の一つです。あとは

 

・毎日何本も記事が投稿されるので、記事の種類が豊富。

・記事のワード数が1000未満でちょうどいい重さ。

・日本のことについて書いてあるので、日本国内のニュースを知ることにもつながる。

 

というのも大きな理由です。

 

さて、語彙について。例えば投稿された以下の記事。

 

 

 

この記事で僕が分からなった単語は以下の太字の部分です。

 

adjacent Chuo Ward

・in the immediate vicinity

dine

rice dumpling

・the time-worn and rat-infested site

・shopping areas that cater to professionals

・the turret trucks ー the ubiquitous little rotating carts

・the state-of-the-art facility

 

 

ワードによれば、この記事は計696単語。成句もひと単語ととらえてしまえば僕が分からなかったのはたった9単語。9/696=0.0086.....ということで、分からなかった単語は全体の1%未満。別に自分の英語力を自慢したいわけではなく(これらの単語がすべて分かる人もいるはず)、こんななめくさった大学生でもとりあえず読めるレベルであるということを伝えたかっただけです。

 

ちなみに、分からなかった単語は上記のように一節まるごとスマホのメモ帳に逐一コピペしています。日本語訳は後で見直すことを考え、あえて書いていません。単語を選択すればスマホ内蔵の英和辞書でいつでも見直せますし。

それから最近始めたことですが、読んだ内容の定着率をあげるために記事の内容を日本語で箇条書きのようにバーッと書いています。学習方法は少しずつでも常に更新していくことが重要ですよね。

 

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↑こんな感じです。少し寂しい気もしますが参考までに。

 

それからまた単語の話になりますが、類推力、文脈を読み取る力も身についた気がします。単語自体は簡単でも「それが具体的にどういう意味・様子を表すのか」を考える力や、この単語は分からないけどあの単語とここの部分だけ違うからそれの対義語っぽいぞ、こういう響きの言葉聞いたことあるな、これはここで2つの単語に分けられるな、というような単語の意味を察知する勘も大いに育ったと思います。

 

 

後は、このサイトの記事を読むことで日本のニュースに関心を持つようになったのも個人的には大きなメリットです。前期、念願の第一志望である早稲田大学に入れたはいいものの、大学での勉強に対して漠然とした思いしか抱いていなかったため、いざ入ると「何を勉強すればいいのか」「勉強する目的はなんなのか」と完全に迷える子羊と化しました。それを前期中ずるずると引きずっていた僕は単位を過半数落としてしまったのですが、"The Japan Times"に出会ってニュースに関心を持ち始めた僕は、「今身の回りで起きていることを理解するために勉強しよう」という一つの明確な目標を見つけ、今までは興味がなかった勉強にも少しずつ身が入るようになりました。

 

駅で見るあの外国語の表示は何と読むのだろう、どういう意味だろう、なぜ世界同時株安が起こったのだろう、日銀短観からどういうことを読み取れるのだろう・・・・

 

"The Japan Times"を起点にして、自分の興味が少しずつですが広がっていくことを実感できました。そして、それらを知るためには大学での勉強が少なからず役に立つとも思い、授業には毎回出席しようと決意し、自宅や電車のなかでも授業の予復習をするようになりました。悩み、迷いが減り、気が楽になりました。

大学生活を送る指針を与えてくれたので、このことは僕にとっては英語の読解力以上に大きなメリットかもしれません。

 

 

・・・はい、もう回し者のようになってしまいましたが(笑)、最後に1つだけ注意してほしいことがあります。

実は、The Japan Timesを無料で読めるのは毎月5本まで。そこから先は会員登録が必要で、無料登録で毎月10本、月額900円コースで毎月80本(+40,80の追加オプションあり)、月額3000円で読み放題、という具合になっています。

 

 

↑詳しくはこちら。検索すればちゃんと日本語版もあります。

 

 

僕はすでに月額900円コースを購読しています。もっと他の英字新聞を探せば無料で読み続けられるのかもしれませんが、900円でも毎月お金をかけて読むことに大きな意義があると思い、申し込みました。記事自体もとても面白いですし。流石に80記事以上はそうそう読まないと思っているので、3000円コースを申し込む予定はありませんが・・・まさかねぇ。

 

 

 

ということで、なんか回し者みたいになってしまいましたが、まとめると"The Japan Times"はめちゃくちゃおすすめということです。

 

 

皆さんの学習に少しでも役立てていただければ幸いです。それでは。